くらし情報『ヒットデジカメ「RX100」の変遷から見えるソニーのCMOSセンサー戦略 - 西田宗千佳の家電ニュース「四景八景」』

2015年7月21日 20:50

ヒットデジカメ「RX100」の変遷から見えるソニーのCMOSセンサー戦略 - 西田宗千佳の家電ニュース「四景八景」

ヒットデジカメ「RX100」の変遷から見えるソニーのCMOSセンサー戦略 - 西田宗千佳の家電ニュース「四景八景」
●追求するのは画素数にあらず
直近のニュース記事をピックアップして、「家電的な意味で」もうちょい深掘りしながら楽しい情報や役に立つ情報を付け加えていこう……という趣向で進めている当連載。今回の題材はこれだ。

ソニー、4K動画撮影が可能な「RX100 IV」 - 1型センサー進化した高級小型機 (6月26日掲載)

RX100シリーズは、ソニーが自社で製造・開発している1インチサイズのCMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラだ。2012年に発売された初代モデルは「1インチセンサーを使った高級コンデジ」の市場を拓いた存在といっていいだろう。

今回話題にしたいのは、「RX100 IV」で第四世代になるRX100シリーズがヒットを続けている、ということではない。「デジカメの撮像素子 (イメージセンサー)」はどのような進化を遂げつつあるか、という点である。

○高級コンデジ、ヒットの背景

RX100シリーズはすべて「1インチ・有効画素数 約2000万画素」のイメージセンサーを採用している。画素数を指針とするならば進歩していない。
その裏にあるのは、現在のカメラ用イメージセンサーのトレンドが「画素から光量を重視するものに変わってきている」

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