2015年7月23日 17:45
「シャッタースピード」を変えて動きを表現する - 今こそ知りたいデジタル一眼の基本
ただし、低速シャッターは手ブレする可能性も高いので三脚でしっかりとカメラを固定することが必要です。
カメラの撮影モードを「S」や「Tv」といった「シャッター速度優先AE」に設定して、色々なシャッタースピードを試してみるとよいでしょう。新しい発見に出会えるはずです。
シャッタースピードを速くすれば、イメージセンサーが受け取る光の量が減り、遅くすれば、光の量が増えます。したがって、同じ絞り値であれば、高速シャッターでは暗く、低速シャッターでは明るく写真が写ります。
もう一つ知っておきたいのは、シャッタースピードと手ブレの関係です。
一般的に「レンズの焦点距離よりも、シャッタースピードが遅いと手ブレする可能性が高くなる」と言われています。たとえば、(35mm判換算での)焦点距離が100mmのレンズでは、1/100秒よりも遅いシャッタースピードだと手ブレする危険性が高くなるということです。
逆に、1/100秒以上の速度でシャッターが切れれば、手ブレの危険性が格段に減るという目安になります。最近のレンズやカメラは、ほぼすべての製品に手ブレ補正機構が備わっているので、必ずしもこの数値にしなくても大丈夫ですが、知っておくことで手ブレのリスクを回避できます。
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