くらし情報『従業員の海外出張管理に警鐘! 会社契約外での予約情報をどう管理する?』

2015年7月28日 14:22

従業員の海外出張管理に警鐘! 会社契約外での予約情報をどう管理する?

(三村氏)

○世界中の状況を可視化

記者発表会では、実際に「Risk Messaging」のデモンストレーションが行われた。

管理画面にはマップが表示され、従業員の所在地や滞在していた場所には黒いアイコンが、リスクが発生している地点は青い丸が表示される。

リスクレベルを5段階に分けて、国ごとに色分けされている。

リスク情報は事件や災害、交通事故などさまざまな情報が警告される。日本国内のリスク情報としてはこれまで、国会周辺で行われたデモや御嶽山の噴火などが表示されたという。

米国コンカーでは、2015年5月12日21時23分に発生した、フィラデルフィアでのAmtrak脱線事故の際に、同サービスを利用して、翌13日の朝8時5分までに、脱線事故現場周辺にいる19人の従業員の存在をつきとめ、安否確認メールを送信し、同日9時25分までに19人全員の安否を確認したという。

リスク情報確認と安否確認の両方を兼ね備えた「Risk Messaging」を、同社は8月3日から日本で販売を開始する。初年度の販売目標は20社となっており、3年間で合計100社の導入を目標として掲げている。

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