くらし情報『水虫や汗も等、初夏にありがちな肌トラブルの予防&対策法を皮膚科医が伝授』

2015年7月29日 05:00

水虫や汗も等、初夏にありがちな肌トラブルの予防&対策法を皮膚科医が伝授

ただ、どれだけ予防に努めていても、水虫になってしまうケースもある。そのときは、きちんと水虫と診断してもらったうえで根気よく治療するのがよいと服部医師は解説する。

「足の皮がむけたとかで心配して、市販の水虫の塗り薬を買う方もいらっしゃるのですが、水虫でなかった場合はかぶれるケースもあります。きちんと皮膚科などでチェックして、水虫であれば使って治療するようにしましょう。薬をぬるときは、周辺すべてが栄養素で高温多湿な状態ですから、患部だけではなくかかとから足の裏全体、足の指、指の間にぬってください。ぬる期間は、自身で『きれいになったな』という時点から、さらに1カ月くらいぬるとよいでしょう」。

○汗もの予防と対策

夏場は汗をかきやすいため、汗もも初夏に起きがちな肌トラブルといえる。汗もにも複数の種類があるが、直径1~3ミリ程度の水泡が出る「水晶様汗疹」(白い汗も)と、赤い丘疹(きゅうしん: 皮膚から隆起する発疹)が出て、軽いかゆみなどを伴う「紅色汗疹」(赤い汗も)がほとんどのケースだ。
前者は特別なケアをしなくても数日以内に治り、後者は皮膚科を受診してステロイドクリームなどをぬるとよい。

予防法としては汗をかいたらシャワーを浴びたり、通気性の良い衣類を普段から着用したりするといったことなどが挙げられる。

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