2015年7月29日 12:19
Windows 10に誤解を招く風説、アップグレードは強制? - 阿久津良和のWindows Weekly Report
Windows 10は、Windows Insider Programを通じた開発プロセスのオープン化、Windowsのサービス化に無償アップグレードなど異例ずくめのOSだ。Windows 7/8.1からWindows 10への無償アップグレードが開始された本日7月29日、あらためてその条件や注意点について整理したい。
○7月29日にアップグレードできる環境とは
日本マイクロソフトによれば約600万人を数える「Windows Insiderユーザー」が、もっとも早くWindows 10無償アップグレードが可能になる。もっとも配信タイミングは皆同じではない。ネットワークトラフィックの増加を抑止するため、配信タイミングはもちろん配信速度などをリアルタイムで調整するという。なお、アップグレードファイルの容量は3GB程度だ。
次に対象となるのが、「Windows 10無償アップグレードの予約」を行ったユーザーだ。「Windows 10を入手する(通称GWX)」で予約した環境では、バックグラウンドでアップグレードファイルのダウンロードが始まる。
互換性情報を踏まえる必要があるためか、日本マイクロソフトによれば「最大数週間かかる」