ナイナイ矢部「僕はサッカーで作られた」 相方・岡村とも部活で培った絆が根底に
周りを見るというのは、今カメラ前でもやっていることだなと。相方はフォワードで、それがよかったと思っています。
――当時の関係性が今にもつながっているんですね。
そうですね。僕がガチガチのセンターフォワードやったら、このスタイルではないと思います。何とか笑いを取りにいこうとして、相方とかぶってしまう。
――高校時代、矢部さんのアシストで岡村さんがゴール決めたことはありましたか?
相方がレギュラーではなかったので少なかったと思いますが、僕がAチームとして出場したあとにBチームの試合に出ることもあったので、何点かあったと思います。
――アシストした選手はガッツポーズしないことが多いと思いますが、矢部さんもそういうタイプですか?
そうですね。
そこでガッツポーズもドヤ顔もしないのがかっこいいというのが僕の中にあって、相方やゲストに振ってドカンと受けたら心の中でガッツポーズしてます(笑)
――矢部さんのいるチームが強いと思われるのがうれしい?
そうですね(笑)。あいつが回してるんやと思われているくらいが一番気持ちいい。恥ずかしさもあるんです。パスを出してフォワードが喜んでいるのを見ずに自陣に帰っていく……「この俺の後ろ姿を見ろ!」