2015年7月30日 11:00
何年も、何十年も使ってもらえるように - ミクシィ 笠原氏が語る「家族アルバム みてね」
今は生まれたばかりのお子さんの写真が多いのですが、そのお子さんが10年、20年経ったときに、『みてね』を見て子供の頃を思い出せれば良いなと思います。
20年後はスマートフォンとは違うデバイスになっているかもしれませんが、デジタル化というところは変わらないはずです。極端に言うと、そのお子さんが親になったときにも使ってもらえるようなサービスにできれば嬉しいですね」(笠原氏)
○開発のきっかけは子供の写真データ管理に悩んだこと
同サービスは笠原氏自らの経験がもとになって誕生した。
「子供が生まれて1週間くらいしたときに、ふと気づいたことがありました。生まれてから写真と動画をたくさん撮影しているけれど、これから先、どうやって保存していけば良いのだろうかいうことです。配偶者が撮影したものとも共有したいし、子どもの写真を1枚も見逃さないためにも、データを一元化したいと思いました」
そこで誕生したのが、夫婦や家族間だけで共有できる「家族アルバム みてね」だった。
家族内での共有ならば「かわいいでしょ」と「遠慮せずに、思いっきり親バカになって」自慢することができる。また、普段から子供が何をしてどんな生活を送っているのかがわかるため、いざというときには手を差し伸べてもらえるような、見守られている感覚も持てるという。