くらし情報『日本発世界へ、2.5次元ミュージカルが描く希望 (1) 日本にもっと演劇プロデューサーを』

2015年8月3日 08:00

日本発世界へ、2.5次元ミュージカルが描く希望 (1) 日本にもっと演劇プロデューサーを

それでもやはり、まだまだだと思います。

○演劇プロデューサーを名乗るわけ

――松田さんがスポークスマンを務めていることや、協会を設立したことで、2.5次元ミュージカルを支える人材というのは現れ始めていますか?

僕は、こだわりを持って演劇プロデューサーという肩書きを使い続けているんですよ。この仕事って、これまではプロダクションにいて辞令を受けた人がやってることが多かったと思うんですね。でも、演劇プロデューサーっていう職種があるということが知られれば、そういうところ以外からも、若い人材が入ってくるのではないかと思うんです。最近は、舞台のチラシを見ても、プロデューサー表記がちゃんとされていることが多くなりました。確かに、ものすごく小さな舞台でゼネラルプロデューサーって書いてあると、もうちょっと頑張ってから「ゼネラル」は使ったほうがいいんじゃないかって思ったりすることもあるけど(笑)。でも、みんな背負ってるんだなと思うんです。

――今はそういうことを学ぶ場なんかも増えてきているんでしょうか

そうですね、専門学校や短大なんかでも、演劇のプロデューサーコースというものはあります。
でも、そこで学ばないとできないものでもないですから、やりながら覚えていくということもあると思います。

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