2015年8月3日 11:00
基礎から応用まで~Gmail効率アップのための必須テクニック~ (13) わかりづらい機能「アーカイブ」を理解する
つまり、メールの閲覧画面でラベルの「×」ボタンをクリックしてラベルを削除した場合と同じ結果になる。
このことは、自作ラベルに分類したメールをアーカイブしようとすると、より明確になる。自作ラベルに分類したメールは、「アーカイブ」ボタンがある位置に「ラベルを削除」というボタンが表示される。要するに、「メールからラベルを削除する操作」のことをアーカイブと呼んでいるわけだ。
○アーカイブしたメールの確認
本連載でこれまでも説明してきたように、「ラベルなし」のメールは「すべてのメール」で確認することができる。もちろん、アーカイブしたメールも「すべてのメール」で確認することが可能だ。
一覧表示されるメールの数が多く、アーカイブしたメールを探し出すのが困難な場合は、「has:nouserlabels」の検索演算子で「受信トレイ」と「ラベルなし」のメールだけを抽出するとよい。この状態で「受信トレイ」のラベルがないメールを探していくと、アーカイブされたメールを見つけやすくなる。
なお、「has:nouserlabels」の検索演算子については前回の連載で説明しているので、詳しく知りたい場合はこちらで確認していただきたい。