2015年8月5日 21:00
コリン・トレボロウ監督『ジュラシック・ワールド』に誇り「スピルバーグと共に作った"2世代ハイブリッド"」
そして、誇りに思える作品ができました。
――スピルバーグさんとのお仕事はいかがでしたか?
内心は「サインちょうだい」っていう自分がいるにも関わらず、仕事ですからその気持ちは抑えて、特別な関係が築けました。この作品は、スピルバーグと一緒になって作ったという感じがしていて、ある意味"2世代のハイブリッド"だと思います。
――作品のクレジットを見ると、監督を含み5人の方がストーリーに関わっています。それだけストーリーを大切にしていたということでしょうか?
やはり、ストーリーが一番大事でした。スピルバーグが一番重要なアイデアを出して、そのアイデアに基づいてわれわれがストーリーを書きました。私と共同脚本家が一緒になって、なんとかいいストーリーを見つけることができたと思います。
――スピルバーグさんからもらったアイデアとは?
3つの大きな点がありました。
1つは、パークが開園していて機能している、2つ目は、ラプトルを調教する人物がいてコミュニケーションをとっている、そして3つ目は、開発した新しい恐竜が外に出て人々を襲うということ。その3つに加え、子供は絶対入れてくれ、非常に近くで恐竜を見られる要素も入れてくれ、という話がありました。