くらし情報『迷走のスプリント事業に光 - ソフトバンク孫社長、あと2年で復活と宣言』

2015年8月6日 21:56

迷走のスプリント事業に光 - ソフトバンク孫社長、あと2年で復活と宣言

確かに他社が表面的に一部だけ真似することはできるが、他社とは違う成果を出せる。これに加えて、スプリントでは2.5GHzの周波数帯の電波を120MHz幅で持っている。これは他社が持っていない圧倒的な量の電波。これが武器になる。使い方には工夫が必要だが、上手に使いこなす方法がある。これを利用することで、他社が真似しにくい構えをつくれる」と自信をみせた。

記者団からはネットワークに関する、より突っ込んだ質問も相次いだ。孫氏は、ネットワーク強化の具体的な施策について「スプリントの次世代ネットワークのキーワードは2.5GHz。
他の電波と比べると距離が飛ばない特性があるので、数をたくさん打つ。スプリントでは幅を120MHz分持っているので、圧倒的な数の弾を打てるように設備を整えていく。数打ちゃ当たるということ」と解説している。

「当初、アメリカにいない我々が日本からあまり細かく口出しをしすぎるのは良くない、と遠慮している部分があった」と孫氏。しかし「スプリントのエンジニアが提案してきたのは、巨額の設備投資が必要な、5年の月日がかかる、他社に追いつくためのネットワークだった。決して、他社を上回る設計になっていなかった。

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