2021年6月25日 17:00
ライセンス、解散危機を乗り越え25周年!「ほんまにお笑い好きなんや」コロナ禍で再確認
そうで、藤原も「昨年の緊急事態宣言が明けて、最初のライブで数カ月ぶりに漫才をやったら『うわ! こんなに楽しいもんなんや。俺、ほんまにお笑い好きなんや』と思って。再確認させてもらいました」と笑いへの熱をさらに高めたと語る。
9年ぶりの単独ライブでは、「シンプルにネタを楽しんでほしい。やっぱりそれに代わるものって、ないんですよ。ネタを提供したいし、受け取ってほしい」と井本。「以前の単独ツアーでは、ものすごいセットを組んだりしていたんです。LED照明を派手につけたりして、当時みんながやっていなかったようなことをやっていました。
でも今は、サンパチマイクが1本、そこに立っていればいいと思っています」とキッパリ。サンパチマイクとは漫才師の象徴でもあるセンターマイクのこと。井本は「セットを立て込んでいたころは、きっとセットに頼らないとダメだった。25年経った年の功で、そう思えるようになったんだと思います」と自信をのぞかせる。
藤原も「『こういうネタもやるようになったんだ』と思いながら、笑ってもらえるネタになると思います。やっぱりネタも若い頃とはまた違ったものになる」とアピール。「若い頃ならば、ネタの入り口も自由でよかったけれど、おっさんになってそれをやっていたら『気持ち悪っ』と思われてしまうので(笑)。