2015年8月7日 12:00
Pepper任せの四半期決算発表、ソフトバンク 孫氏が注力する先は「Sprint」
8月6日、ソフトバンクグループは第1四半期決算説明会を開催し、2015年4~6月期の連結決算と同社の経営状況について発表が行なわれた。
説明会の前半に行なわれた連結決済の説明には、グループ会社のソフトバンクロボティクスから発売されたロボットPepperが登場。孫社長のかわりに説明するパフォーマンスを行なった。このパフォーマンスについて孫氏は「数日前に思いついてPepperに無茶ぶりした。世界で初めてロボットが決算会見をする」と説明している。
今回の発表によると、純利益は2134億円で前年同期比は175%増。営業利益は3436億円でこちらの前年同期比は8%増となっている。
また、売上高は前年同期比+10%の2兆1392億円。
10パーセント増の内訳として、国内通信と物販売り上げの増加と、Sprint事業の売り上げが円安により膨れていることが要因となっている。
そのほか純利益が好調な理由として、中国での通販事業のアリババからの持分法投資利益443億円が大きく貢献している。
国内の通信事業に関しては、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ワイモバイルの4社を統合したことにより、経営の効率化が進められていることをアピール。