くらし情報『Pepper任せの四半期決算発表、ソフトバンク 孫氏が注力する先は「Sprint」』

2015年8月7日 12:00

Pepper任せの四半期決算発表、ソフトバンク 孫氏が注力する先は「Sprint」

これを改め、孫社長自らチーフ・ネットワーク・オフィサーとしてネットワーク設計に取り組むという。

具体的にはSprint側は5年計画で次世代ネットワークの構築を提案してきたが、孫社長はこれを「机を叩いて拒否」し、新たに2年間でネットワークを構築する案を提案。Sprint側からの反対もあったが、反論をひとつずつつぶしていき、期間と予算を大幅に圧縮した計画がスタートしているという。

実際にソフトバンクはボーダフォン買収後にかかったCAPEXは、ほかの2キャリアよりも少ない。少ない設備投資でほかのキャリアと肩を並べて戦える通信品質を構築した強みをアメリカでも展開する予定だ。

具体的には、Sprintが持っている2.5GHz帯を使っての改善がポイントとなるとのこと。2.5GHz帯は800MHzなどと比べるとエリアの確保には向かないが、120MHz幅と広い帯域が使えることから、高速通信にはピッタリ。

質疑応答で2.5GHz帯の運用方法について「基地局を大量に設置していく」と孫社長は解答しているため、日本の都市部でも採用している、小セル基地局の大量設置による通信品質の向上を行なっていくと思われる。

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