くらし情報『Pepper任せの四半期決算発表、ソフトバンク 孫氏が注力する先は「Sprint」』

2015年8月7日 12:00

Pepper任せの四半期決算発表、ソフトバンク 孫氏が注力する先は「Sprint」

4社が合同したソフトバンクの売り上げは、4824億円と発表された。

モバイル通信に関しては、昨年度から下がっていたARPUが今期では上昇して、状況は好転。ヤフーとの連携や成長領域の開拓を進めることで、さらなる収益の増加を目指している。

また、解約率も、前期の1.57%に対して今期は1.24%と改善しており、前年同期と同じ水準に戻している。ただし、ほかのキャリアと比べて高い水準となっており、今後の改善すべき課題となっている。

インターネット企業の状況については、国内ではスマホの広告売り上げ、海外では子会社の好調な業績が伝えられたものの、営業利益が491億円で前年同期とほぼ同じ結果となった。

いずれの事業も大きな赤字となるような目立った問題点は観られないが、これまで同社が発表してきたような拡大路線のアナウンスではなく、堅実な成長をアピール。

大きなアピールポイントがないため、話題性もふくめて決算発表にPepperを採用したのではという印象だ。
大まかな決算発表はPepperに任せて、孫社長自ら説明を行なったのが米Sprintへの取り組み。先日アメリカでは、携帯電話の契約件数では、TモバイルUSと逆転し4位に転落したと発表されており、Sprintの扱いについて注目が集まっていたためだ。

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