2021年7月14日 16:31
日本のスタジオが手がける『スター・ウォーズ』短編アニメ、神山健治氏らが制作秘話を語る
「スタ
ー・ウォーズの世界の端っこでこんなことがあったのではないか、と思って作った」といい、「これまでアメコミなど、アメリカのファンがついている作品を手がけることが何回かあった。そこでこだわったのは“思い切って概念を壊すくらいの勢いで作ること”。それがいい形でファンにウケていた。なので今回も自分たちのスタイル通りに概念を壊すやり方で取り組んだ」と振り返った。
TRIGGERの大塚監督は「エピソード1より古い時代」に設定した、『The Elder』を制作した。「これで初めてスター・ウォーズを見る方もいるかもしれないので映画を見ていなくても大丈夫な作品にした。シリーズのキャラクターは一切関係ないけど、本家にも出てくる師弟関係を描いた」とした。また同じくTRIGGERの今石監督は2019年に公開され、ヒットとなった『プロメア』のスタッフを「そのまま続投してこの作品を作った」と紹介。
「プロメアで試行錯誤して成功した部分を余すことなく活かしきった。そこにスター・ウォーズらしさをプラスしている」と述べた。「プロダクション I.G」の神山監督は「13歳のときにスター・ウォーズを見て、将来スター・ウォーズを作る人になるんだと思った」