2015年8月25日 12:00
田村亮、亡父・阪東妻三郎の意外な一面を知り驚き「親父が生きていたら…」
俳優の田村亮と田村幸士が24日、都内で行われたWOWOWのドキュメンタリー番組『阪東妻三郎 発掘されたフィルムの謎 ~世界進出の夢と野望』マスコミ試写会で、時代劇研究家の春日太一氏とともにトークショーを行った。
映画史に名を残す不世出の剣戟スター・阪東妻三郎を、近年発見されたフィルムに残された"バンツマ"の意外な姿から、知られざる壮大な夢と野望を浮き彫りにする同番組を企画した阪東妻三郎の孫で田村亮の長男である幸士は、「父と一緒に住んでいるときに(フィルムが)置いてあって、引越しする度に『どうしようか』となったんですけど、祖母が取っておいてくれたものなので、私の家で保管をすることになってから、阪東妻三郎という役者を知りたいなと思うようになりました」ときっかけを打ち明けた。
また、祖父であるバンツマの印象については「役者としてだけではなく、自分で道を切り開いて活躍の場を作るということはすごいなと思っています」と尊敬し、「私は以前、番組の制作会社で働いていまして、役者になることを父には反対されていたんですけど、僕自身も自分で企画をして出る場所を作るので、役者をやらせてくれと説得しました。改めてそういうことは大事なんだなと感じることができました」