2015年8月31日 11:21
巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (1) 遅れてきたK5
初期のK5は430万トランジスタでできている。前回のシリーズでAm386のリバースエンジニアリングについて書いたが、当時の最新CPUのトランジスタ数はこの時点で既に10倍以上になっていた。CPUの開発は半導体の微細加工とCADソフトの飛躍的な発展により、人間がマニュアルで作り上げるという手法から、各機能ブロックの組み合わせで作られるようになったことがよく理解できる。拡大写真を目視で解析するなどと言うことは、もう既にできなくなっていたのだ。
著者プロフィール
吉川明日論(よしかわあすろん)
1956年生まれ。いくつかの仕事を経た後、1986年AMD(Advanced Micro Device)日本支社入社。マーケティング、営業の仕事を経験。AMDでの経験は24年。
現在も半導体業界で勤務。
・連載「巨人Intelに挑め!」記事一覧へ
浮気じゃないよね…?彼女持ちの男性が【他の女性】を褒める理由って?