2015年8月31日 12:05
自分の時間を売るサービス「TimeTicket」、CtoC事業者から見る理想の決済システムを語る
一方ゲストにとっては、あらかじめサービスの対価を支払うことで、気兼ねなく利用できるという声もいただいています」と山本氏は胸を張る。
また、同サービスを運営する際のキモは、決済システムにあるようだ。ユーザーにとって、決済を安全でスムーズに行うことができなければ、利用のハードルが高くなってしまうからだ。しかし、CtoCで利用できる決済システムは、現状ではあまり多いとは言えない。カード会社の多くは以前、オークション系のサービスなどでトラブルに遭い苦い経験をしてきた経緯がある。そんなわけで、CtoCのビジネスモデルと聞くと、首を縦に振らないカード会社は多いというのが実情だ。
「これまで、決済が伴うサービスをリリースしたことが無かったため、この状況には正直頭を抱えてしまった」と山本氏。そこに救いの手を差し伸べたのが、GMOペイメントゲートウェイだ。
GMOペイメントゲートウェイは、クレジットカード決済やコンビニ決済、電子マネー決済、口座振替、LINEPay決済など、さまざまな決済サービスを提供するほか、CtoCのビジネスモデルの経験も多い。すでに多くの企業が同社のサービスを利用しており、トラブルへの対応などのナレッジも蓄積されている。