くらし情報『埼玉県・川越工業高校とパナソニック、ギネスに挑戦 - 乾電池「エボルタ」で走らせるオリジナル電車』

2015年9月4日 00:10

埼玉県・川越工業高校とパナソニック、ギネスに挑戦 - 乾電池「エボルタ」で走らせるオリジナル電車

説明会では、生徒を指導する同校の君島栄先生が、今日までの活動内容を報告。同校の電車班では、文化祭などのイベントで度々オリジナル車両を走らせてきた。鉄道博物館(埼玉県さいたま市)において、館内に敷かれた約20mの引き込み線を走らせたこともある。この約20mが、これまでの最長走行記録だったという。

君島先生は「はたして本物の軌道上を、長い距離走らせることができるのだろうか。不安も感じている。でも私は楽観主義。優秀な子供たちなら何とかしてくれると信じている。
ぜひ、成功させたい」と話した。

プロジェクトは今年の4月からスタート。生徒たちは夏休みを返上して車両の製作に取り組み、8月25日にはラッセル車に牽引される形ながら、鳥海山ろく線の試走を終えている。

君島先生とともに生徒を指導する栗原健太先生は「ラッセル車の牽引による試走では、事前に判明していた段差のほか、これまで経験したことのないカーブ、S字、坂道などを試すことができた。でもまだ心配の種が残っている。今後さらなる改良を続け、確実に、安全に走行できるよう試行錯誤を繰り返していきたい」と説明した。冒頭でも述べたが、走行チャレンジは11月3日の予定だ。

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