2015年9月4日 11:00
【FEST2015】社長が交代した日本マイクロソフト、2016年度も"変革"を後押し
また、クラウドもマイクロソフトの重点領域の一つだ。
「インテリジェントクラウドに関してですが、2020年までに750億個のデバイスが存在するという統計があります。これだけのデバイスが独立して動くことはありません。必ずどこかと繋がって価値を見いだすしか無いのです。クラウドの世界では、いかに付加価値を見いだしていくかという部分にエネルギーをかけていきたいと思います」(平野氏)
マイクロソフトによるデータセンターとパートナー企業の組み合わせにより、様々なサービスが生まれることが予想される現在、付加価値というものがいかに大切になるか、今後の同社のサービスの内容に興味が尽きない。
この後、パートナー向けの情報をメインにプレゼンテーションを続けた平野氏に続き、会長に就任した樋口氏が壇上に呼ばれた。
○日本の潮流をくみとったビジネスを推進
「7月1日より、会長へ就任した樋口です。会長になってもまだ出てくるのかと思う人もいるかと思いますが、そういうことです」と、ジョークを飛ばして会場を沸かせた樋口"会長"。
同氏は「日本という地でビジネスをさせて頂く以上、この国の課題や方向性などを見定め、国と連携して始めてみなさまに認められる会社になると思っています。