2015年9月4日 11:00
【FEST2015】社長が交代した日本マイクロソフト、2016年度も"変革"を後押し
また、ワークスタイルの変革も同社にとっては大きなテーマだ。これに無くてはならないデバイスとなりつつあるのが、Surfaceシリーズに代表されるWindowsデバイスだろう。
「Surfaceに象徴されるような"2-in-1"という新しいカテゴリの製品が主張を強めています」という平野氏。最新のSurface Pro 3は、前モデルのSurface Pro 2と比べて初日だけで25倍もの引き合いがあったのだという。ワークスタイル変革に対して、市場も大いに注目していることが分かる数字だ。
これまでWindowsを前面に出してきたマイクロソフトだが、ここへ来て同社のビジネスも変化しているのだという。
「設立して40年が過ぎようとしています。設立当時に比べれば、一日のうち複数台のデバイスを使うユーザーが増え、クラウド環境も非常に発達しています。
そんな中、マイクロソフトとしては、すべての個人とすべての企業がより多くのことを達成できるようにするビジョンを掲げています」とした平野氏。これまでの振り返りとともに、「Windows以外にも積極的にチャレンジャーとして取り組んでいく状況にあると思います」