くらし情報『ソニー、IFA2015出展ブースレポート - コンパクトオーディオシステム「CAS-1」、車載プレーヤー「RSX-GS9」編』

2015年9月5日 20:48

ソニー、IFA2015出展ブースレポート - コンパクトオーディオシステム「CAS-1」、車載プレーヤー「RSX-GS9」編

という現状があったという。ソニー社員ですら、ヘッドホンで音楽を聴き、「自宅でスピーカーを鳴らしていない」という人が多かったそうだ。そこで、「大きな音でなくてもヘッドホンを抜いてスピーカーで聴いてもらえるようなセットを作ろう」と思ったことが、開発に繋がったという。

アンプには「S-Master HX」を搭載。ブースの説明員は「10年ぶりに本格的に開発した。"S-Master Pro 2"と言ってもいい」レベルだと胸を張る。アンプの出力は24Wと小さいため、「ダイナミックレンジを上に狙うのではなく、下に。細かい音をどこまでも聞いてやろうとこだわった」そうだ。
また、音量を下げて聞いても「曲の世界が見えて、サウンドフィルタが崩れない」ことも特徴だ。

スピーカーは同社のESシリーズと同クラスの木材を使用し、「余計な音を鳴らさない」、すなわちピュアなサウンドを志向しているそうだ。スピーカーはツキ板まで塗装にこだわり、付属のスパイクも真鍮削り出しのメッキを採用。高級感のある外観となっている。

防振用に厚さ5mmの鉄板が標準付属するというこだわりも面白い。堅い木材の机やキャビネットに設置できる場合はともかく、コンパクトで設置場所を選ばないことがメリットの1つなので、薄いベニヤ板の上でも性能を発揮できるように「値段が高いのに」

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