2015年9月6日 15:32
iOS 9はSiriがより賢いアシスタントになる - Apple先読み・深読み
という名前を使っていた点が印象的だった。
WWDC15のデモによると、ホーム画面の左端に用意されている検索画面を開ける仕組みになっており、ここに連絡すべき相手やよく使うアプリ、近隣のスポットのワンタップでの検索、最新ニュースなどがまとめられている。
これらの候補は、各アプリへのディープリンクとなっており、直接情報にアクセスできる仕組みになっている。
また、時間帯や場所、スケジュールなどに応じて、アプリの候補や連絡先の候補は入れ替わるとしており、朝起きてヨガアプリを利用する習慣があるなら、そのアプリが候補として現れ、ホーム画面から探さなくてもSiriの検索候補からすぐにアクセスできる。
その他にも、ロック画面でのアプリの提案や、イヤホンを挿した際に音楽アプリを候補に出すなど、ユーザーの行動を学びながら操作の手順を1つずつ減らす方法を提案してくれる。
●サードパーティアプリにもたらす変化
○開発者も、Siriを活用できるようになるか
iOS 9のSiriでは、「昨年9月の写真を見たい」「大学を卒業する頃のヒットチャートを聴かせて」といった要望も実現する。
背後には、Spotlightが自然言語による検索条件の解読を行い、写真アプリやミュージックアプリが複数のインデックスによる検索を行えるようになっていることから、実現されている。