くらし情報『すゑひろがりず、もがいた10年「やっと芽が出た」 試行錯誤を繰り返した狂言風漫才』

2021年8月18日 11:30

すゑひろがりず、もがいた10年「やっと芽が出た」 試行錯誤を繰り返した狂言風漫才

南條:『M-1』は、僕らをゼロから1にしましたね。東京に出て来て大宮セブンというお笑いのユニットに入って、それで大宮の劇場に出入りするようになったのですが、漫才でお客さんをもっと喜ばせないといけない、そういう意識に変わりました。これが2017、18年です。

――なぜ大宮で意識が変わったのですか?

南條:そこまでお笑いに詳しい方というよりは、地元の方がフラッと来るようなイメージなんです。年齢層も高齢者からお子さんまでさまざま。そうすると狂言風のネタがなんだかわからず終わってしまうこともあるんです。そこを矯正できた場所ですね。大宮での経験がなければ、もっとねっとりしていたことをやり続けていたと思います。


――まるでマーケティングのようですね。

南條:そうですね。遠いところへ出て、ようやくネタの傾向がわかるんですよ。大阪、東京、大宮と、比べる素材が出てくるので。ルミネは殿堂感があり、みんな笑いに来てくれるから、かなり温かい人たちなんです。大宮の場合、そこまでお笑いに詳しい人ばかりではない。これがよかった。

●M-1優勝目指すもコンビ間で温度差!? 将来の野望も語る

――『M-1グランプリ2019』で決勝に進出。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.