2015年9月8日 08:00
Mentor Forum 2015基調講演 - 進化を続けるXpedition。最新技術搭載でPCB設計を強力支援
トップ100件のエンハンス要望の42%に応えている。
石川氏は、「Xpedition VXの新機能を紹介する265種類以上のビデオコンテンツ、9種類のオンライントライアル環境、59種類のリリースドキュメントを提供しています。またXpedition VXのリリースにあわせて、個人向けPCBソリューションであるPADSも一新しました。Standard、Standard Plus、Professionalの3つのバージョンの展開により、PADSによる個人利用からXpedition VXによる世界展開までの完全なスケーラビリティを実現しています」と話している。
現在の基板では、70~80%の配線が高速配線であることもめずらしくない。プリ・シミュレーションにより制約条件を設定し、ポスト・シミュレーションで動作を保証するのが従来の設計手法である。しかしこの方法では、最後に大きなやり直しが発生する危険があり、設計時間を短縮できない。新しい設計手法では、各フェーズでチェックを行うことで、手戻りを最小限にし、設計時間を短縮できる。
ここで重要になるのが「HyperLynx DRC」である。HyperLynx DRCを中心とした設計・検証プロセスを高速に検証することができる。