横山彰利監督『ザ・ウルトラマン』アニメ化秘話を語る - 氷川氏も「機電をきちんと表現できている」と絶賛
「森さんが一本目『龍の歯医者』の原画をされていた時、ウルトラマンをやりたいなって話で盛り上がったんです」と横山監督は当時を振り返った。
その後、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年)や「日本アニメ(ーター)見本市」の作品(『龍の歯医者』(第1話)、『偶像戦域』(第21話)、『ハンマーヘッド』(第25話))などに参加した杉谷氏を森氏に紹介され、そこからスタッフが結集し、本企画がスタートすることになったという。「実は企画自体は20年前から出し続けていた」と明かした横山監督は、「あきらめかけていたところに舞い込んだ最後のチャンスが今回の作品だった」と語る。また、多数のウルトラマンフィギュアと共に番組に出演したさ横山監督は、ウルトラマンのデザインや作画技法に関するさまざまなこだわりを、フィギュアを用いながら熱弁していた。
また、本作の大きなこだわりの一つである"音"についての話題に。音響監督は、サウンドチーム・ドンファン代表取締役を務め、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破/Q』(2009年/2012年)や『巨神兵東京に現わる 劇場版』(2012年)、『言の葉の庭』(2013年)や『ガールフレンド(仮)