くらし情報『会社員にも起業家精神を! と言われても……ね』

2015年9月10日 09:35

会社員にも起業家精神を! と言われても……ね

起業家はこれらのことを一つ一つ学びながら実行していくことになる。

しかしこれは社内起業においても同じことだ。何か新しい取組みを始めようとすれば社内で予算を確保しなければいけないし、上司や人事部とかけあって人の配属をお願いしなければいけない。製造部署や営業部署に協力を求めることも必要だろう。

実は、こういう社内での動き方が一番大事だったりする。もちろんそんな「社内政治」だけで案は通せない。ちゃんとロジカルに企画案を検討し書面にまとめて起案しなければいけない。自分に経営学やマーケティングの専門知識がないことを不安を感じる人は多い。


著者は、リクルート社の新規事業開発室のマネージャとして長く勤務してきた経験から編み出した「国語・算数・理科・社会」という思考フレームを紹介している。

・事業は「算数」から考え始めてはいけない

・まず大事なのは「国語」。人の気持ちを慮る

・人が抱えている「不」を解消することこそが事業の本質

・「不」が発生している理由を考える(理科)

・「不」が解消されていない背景を洞察する(社会)

で、骨太の魅力的な事業コンセプトを考えていくのだという。これまで3,000人の事業企画書を見てきた経験から、多くの企画は「国語」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.