2015年9月11日 10:40
まだまだ注意! 高齢者&子供の熱中症対策と毎日摂取すべき水分量を知る
■室温をこまめにチェックし、エアコンや扇風機などを活用
■のどが渇かなくても水分補給をする
■調子が悪いと感じたら、家族や近くの人にそばにいてもらう
特に高齢者の場合、水分補給が肝心だと日本医療栄養センターの井上正子所長は指摘する。「高齢者の方はあまりご自分から『水がほしい』ということをおっしゃらないのが問題です」。
井上所長によると、一般的に人間は排尿(1.4リットル)や汗(0.5リットル)などで、一日に2.5リットルもの水分を排出しているという。その一方で、摂取している水分量は、食事から1リットル、体内での合成(代謝水)で0.3リットルとなっている。
そのため、不足分の1.2リットルにあたる水分を飲料から補給する必要があると話す。量に換算すると、500ミリリットルのペットボトル2・5本分だ。飲料から補給すべき水分量を具体的に把握しておけば、脱水症状などで熱中症になる可能性も低減できる。
9月に入ってもまだ汗ばむ日はある。
熱中症は最悪の場合、死に至るケースもあるので、身近な子供や高齢者を守るためにも、きちんとした対策を行うようにしよう。
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