沢口靖子、日常生活でも『科捜研』マリコの思考に!? 理系女性にも影響
お友達の家で、会ったこともない人のことを分析してしまったことがあります。新築のお友達のお家に遊びに行って、インテリアの話題になったんです。それで、友達がある家具を見ながら「これはコーディネーターさんが勧めてくださったのよ」と言うので、「きっとこれは、こういうお考えで、こうこうだから、これを勧めてくださったんじゃないかしら」と言ったら、「さわ、マリコさんみたい!」と言われてしまいました(笑)
——あはは。ついつい論理だてて物事を考えてしまったんですね。マリコの影響ですかね。
そうかもしれないです。マリコの思考がね。うふふ。
——血や標本などを見るのも平気になったといったことはありますか?
やっぱり怖いかなと思います。たとえば学校に置かれている人体模型とか。小学生の頃は怖くて逃げていましたね。でも今行ったらどうでしょうね。もしかしたら興味を持って見ちゃうかも。「ここが何番の肋骨ね」とか。
——あはは、そうかもしれませんね。科学への意識が変わっていそうですね。
そして今回の映画は科学者同士の対決です。
加賀野教授(佐々木蔵之介)の研究室がまるで舞台のセットのようでした。マリコは何度も証拠を突き付けるのですが、まるで動じない人物で、最終的な切り札を持って立ち向かいに行ったとき、彼と至近距離で向かい合ったんです。