くらし情報『じんましんや食物アレルギーの改善に「腸」を整えるとイイ理由』

2015年9月25日 16:14

じんましんや食物アレルギーの改善に「腸」を整えるとイイ理由

じんましんや食物アレルギーの改善に「腸」を整えるとイイ理由
食物アレルギーの概念は今から約100年前、イギリス人医師が痛風や湿疹などのいくつかの症状と食物との関係性を発見したことから始まったといわれています。その関係性とは、問題となる食物を取り除くと最終的に症状が治るということでした。

そして現在、食物アレルギーには、偏った食生活や不適切な食生活、ストレスなどに加え、腸内環境も密接に関係すると考えられています。今回は、その理由をお話ししたいと思います。

○食物アレルギーと腸内環境の関係

本来、腸の粘膜には全身の約70%の免疫細胞が配置され、病原体の体内への侵入を防ぐために常にパトロールをしています。一方で腸内環境が悪化し、腸に炎症が起きやすい状況では、免疫細胞が過敏になり、アレルギー症状が生じやすくなってしまうのです。したがって食物アレルギーの治療には、アレルギーの原因食物を避けると同時に、腸内環境の改善と腸粘膜の再生を行う必要があります。

具体的には、次の4つの腸の機能を改善することが重要です。


1. 消化吸収能

2. 腸内細菌のバランスを保つ機能

3. 腸管粘膜のバリア機能

4. 腸管免疫能

実際の治療では、採血によって即時型食物アレルギーや遅延型食物アレルギーの原因食物の特定を行い、その食物を一定期間除去します。

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