2015年9月27日 04:00
東京都・下北沢は"サブカル"だけじゃない! レトロな食べ歩きに天狗のお寺も
わう下北沢の街にあって、この広場はひとつの"穴場"とも言えるだろう。
○天狗が守る「真龍寺」で過ごす静かな時間
さらに散歩を続けるなら、駅北口から徒歩5分ほどの「曹洞宗大雄山真龍寺(そうとうしゅうだいゆうざんしんりゅうじ)」まで足を伸ばしてみよう。同寺が本尊として祀るのは、「道了大薩○は土へんに垂)」。衆生救済を誓って天狗となったという言い伝えが残されている、室町時代の修験道の僧だ。
下北沢で毎年節分の時期に行われる「しもきた天狗まつり」は、この「真龍寺」が中核となっている。祭りの際に担ぎ出される高さ3m・幅2mの天狗面も同寺に安置されており、一見の価値ありだ。この寺も下北沢の街なかにあるとは思えないような静けさで、時間がゆっくりと流れるような空間を楽しめる。
街の見せる顔はひとつではない。
"若者の聖地"というイメージのある下北沢でも、派手ではないが趣深い楽しみ方ができるスポットが数多く存在するのだ。秋の深まりつつあるこの季節、休日にはそんな街の歩き方をしてみても良いかもしれない。
※記事中の情報・価格は2015年9月取材時のもの。税別表記のあるもの以外、価格は全て税込
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