2015年9月30日 21:03
テクニクス、CDステレオシステム「OTTAVA SC-C500」など発表 - リビングに広がる270度の指向性と良音質
●オーディオに興味がなかった人にも聴いてもらいたい
パナソニックは9月30日、テクニクスブランドの新製品発表会を開催した。この日、正式に発表されたのは「OTTAVA (オッターヴァ)」の愛称を持つCDステレオシステム「SC-C500」、ステレオヘッドホン「EAH-T700」の2製品。その他、IFA2015で参考出品したGシリーズやターンテーブルなども国内で初めて披露された。
発表会では、"テクニクスの顔"として知られるパナソニック役員 テクニクス事業推進室長の小川理子氏が登壇。テクニクス復活の第1弾として2015年2月に発売したR1シリーズおよびC700シリーズが好調な滑り出しをみせていることを最初に紹介した。
リファレンスクラスと位置付けたR1シリーズの購入層はリスニングルームを持つような50~60代のオーディオマニア。一方、プレミアムクラスと位置付けたC700シリーズの購入層は40~60代でテクニクスファンも目立つという。いずれも、高級車を買うように、購入前に自分の耳でそのサウンドを確かめてから決断するコアな層だ。
今回投入する新製品のOTTAVA SC-C500およびEAH-T700は、50周年を迎えるテクニクス製品のラインナップにおいて裾野を広げる役割を担う。