2015年10月5日 08:00
ビジネスマンのための「スーツに合う財布選び」 - 三越伊勢丹バイヤーに聞く
小銭入れは、小銭があまり入らない薄型長財布と併用する、あるいはコンビニ等ちょっとした買い物のためのワンマイルウォレット(近距離用財布)としての使い方も。最近はカードやお札が入るものもあるので、どんな使い方をしたいかを考えて選びたい。
●革財布の選び方と買い替えの目安
○革財布の選び方とお手入れ
財布を選ぶときに注目したいもう1つのポイントは素材だ。ビジネスパーソンにおすすめなのは、丈夫でエレガントな「革」。財布によく使われる革素材について、代表的な「カーフレザー」と「ブライドルレザー」の2つを紹介する。
キメが細かく柔らかい「カーフレザー」は、生後2~6カ月の子牛の革をなめしたもので、牛革の中でも最高級として知られる。「上質で美しくスーツに合いますが、傷がつきやすいので丁寧に扱う必要があります」(井波さん)。
デイリーユースにおすすめなのは、牛革に蜜ろうなどのワックスを染み込ませた「ブライドルレザー」。
蜜ろうは革に強度を与える役割があり、触ってみるとカーフレザーよりも堅い。多少傷はつくが、普段使いに向いているという。
他にも「コードバン(馬革)」など、一口に「革」といってもたくさんの種類がある。