2015年10月6日 12:31
測定だけで終わらせない! Google Analyticsによるコンテンツ効果分析 (4) コンテンツ訪問者の質を把握し、キャンペーンの効果を可視化しよう
○ディスプレイ広告などを用いたキャンペーンの効果を計測してみよう
では、具体的にどのように効果を計測していくのかという「計測設計」について考えてみましょう。ここでは例として、キャンペーンチャネルの集客に、ディスプレイ広告とディスカバリー(記事のレコメンデーションによるコンテンツ拡散)の手法を採用したとします。
その際、次のチャネルを使って、それぞれ下記のようなキャンペーンを同時に走らせます。この事例では、商品Aと商品B、ブランド、さらには商品カテゴリに関するキャンペーンを、ディスプレイ広告とディスカバリーを使って実施するとします。
次に、上記の表の右側にあるキャンペーンサイトとその期間、対象、目的を整理し、それぞれの評価指標と目標値を整理します。
ここまで整理されたら、次は計測の準備に入ります。読者のみなさんも、それぞれのキャンペーンを複数の手法で実施していると思いますが、ここでは「実際にどのキャンペーンが最も効果的か」の計測を目的に、それぞれのキャンペーンの「タイプ(ディスプレイorディスカバリー)」、どの企業の広告サービスかという「ベンダー」、そしてキャンペーンの種類を区別するため "UTM タグ" を活用します。