2015年10月7日 12:17
創業65年の寺田倉庫が挑んだ "突き抜けたプロモーション" - コードアワード受賞までの道のりを紐解く
という同人誌の入る箱を開発しました。かなり話題になり、Twitterでも拡散され、サーバーが落ちてしまったことも。その後、30~40代男性をターゲットにしたバンダイのフィギュアレーベル「魂ネイションズ」のフィギュア専用のお預かりサービス「魂ガレージ」の開発に着手しました。
同サービスを2014年5月にローンチしたことを皮切りに、minikura×アニメグッズ、minikura×フィギュア……のように、minikura × ◯◯を増やしていくことが、箱もユーザーもモノも集まることが実感としてわかってきたんです。そんななか、minikura×◯◯でプロモーションを仕掛けて、APIを使ってくれる会社を集めるべく、2013年冬に構想し始めたたのがminikuLOVEでした。
○多くの人の共感を呼ぶテーマ。だから"失恋"をチョイス
――― テーマ(◯◯)を「LOVE(恋愛)」の中でも失恋に据えたのはなぜですか?
前提として、minikura×◯◯に人の共感を生む要素を入れたいなと思っていました。恋愛は大抵の人が経験したことのあるものですよね。
とくに失恋となると淡い思い出で、実に長い間覚えているものですから、共感が生まれるのではないかと。