2015年10月7日 12:17
創業65年の寺田倉庫が挑んだ "突き抜けたプロモーション" - コードアワード受賞までの道のりを紐解く
そんな土壌も少しずつできつつあったので、きちんと理解してもらえれば、今までにない取り組みもなんとか進めていける環境やチームだった、という感じですね。
○「minikuraとコラボすれば課題を解決できそう」と思われたい
――― 制作時の裏話や苦労話など教えていただけますか?
実は、お蔵入りしたアイディアがあります。最初は、その第一案にするつもりでした。「失恋の思い出に浸りましょう」みたいな、ふわっとしたイメージのクリエイティブで。上司からのフィードバックで「ちょっとつまらないね」と言われ、ボツになりました。
その後出した第二案のクリエイティブが、実際にローンチしたもので、恋愛残留物処理班「LOVE DANGERS」という謎の組織を打ち出した、かなり振り切った内容のものです。制作会社のカヤックさんには、サイトのクリエイティブやワイヤーを引き直してもらい、ご苦労をかけたと思います。リリース前の週末は皆でほぼ徹夜で最終テストをしながら、公開日を遅らせるか否か、ギリギリまで検討していました。
社内からは10人程度、協力会社数社と共に、受発注の垣根なく皆で乗り切り、予定通り無事ローンチすることができました。