2015年10月8日 10:55
マイナンバー時代到来! ファイルを完全抹消するAOSの電子データシュレッダーを試す
これが、復元の仕組みである。逆な言い方をすれば、ゴミ箱を空にしただけでは、ファイルは復元可能な状態となり、上述のガイドラインに反してしまう。
●電子データシュレッダーで完全に抹消
○電子データシュレッダーで完全に抹消
では、電子データシュレッダーで完全に抹消してみよう。シュレッダーを起動すると、図7のようなメイン画面となる。
ここで[ファイルの抹消]を選ぶ。もっともの左ボタンをクリックし、抹消したいファイルを選択する(図8)。
あとは、左から4つめのボタンで抹消を行う。抹消のまえに確認のダイアログが表示される(図9)。
実際に抹消が行われる(図10)。
最後に、抹消の結果が表示される(図11)。
必要に応じて、出力やレポートに保存することもできる。マイナンバー情報の破棄には、このような証拠を残すことも必要となる。さて、再度、ファイナルデータを起動し、先ほどと同じように、復元可能なファイルを検索してみる(図12)。
今度は、それらしいファイルは見あたらない。つまり、完全に抹消されているということだ(高度なメニューの抹消確認ツールでも同じエンジンを搭載し、同様の確認ができる)。