2015年10月8日 11:17
日本ヒューレット・パッカード、独自アルゴリズム採用のマルウエア対策ソリューション
日本ヒューレット・パッカードは10月7日、セキュリティ・インテリジェンスを中心とする新しいソリューション「HP DNS Malware Analytics (DMA)」を発表した。新ソリューションは従来のセキュリティ手法とは異なるアプローチを採用し、ユーザー、アプリケーションおよびデータの相互連携に焦点を当て、企業の最も貴重な資産を保護するとしている。
同ソリューションはアルゴリズム主導型のクライアントレス・サービスであり、同社研究所および社内のサイバーディフェンスセンターの協力により開発したとのこと。エンドポイントのエージェント無しで感染ホストを特定し、リスクの高い脅威を迅速に検出することで、データ侵害への影響を軽減しセキュリティ態勢全般を強化するという。
また、マルウェアに感染したサーバ/デスクトップ/モバイル・デバイスなどのホストを迅速に特定し、ネットワーク内に足がかりが作られる前の封じ込めを可能にする。
同ソリューションは大容量のDNSレコードを分析するために、一般的なルール・ベースのアプローチとは異なる、独自のアルゴリズム・エンジンを使用している。
新たな未知のマルウェアの検出を可能にする一方で、同時に他のマルウェア検出システムと比較して誤検出を20分の1にまで削減するという(本番データを使用した社内テストに基づく)。