くらし情報『中小企業にとってのマイナンバー制度とは? (16) マイナンバー通知カードの送付始まる 待ったなしで始まるマイナンバー制度』

2015年10月13日 10:00

中小企業にとってのマイナンバー制度とは? (16) マイナンバー通知カードの送付始まる 待ったなしで始まるマイナンバー制度

○法人番号の通知・公開

法人番号の通知・公開のスケジュールも法人番号の付番機関である国税庁より、図2のとおり公表されています。

こちらも10月下旬から11月中くらいの期間に通知書が発送されるとともに、国税庁の法人番号公表サイトに法人名称・所在地・法人番号の基本3情報が公表される予定です。法人番号は公表される番号ですから、いつでも入手可能ではありますが、取引先などの法人番号を記載しなければならない書類の提出時期までには、確実に入手できるように段取りだけはつけておく必要があります。

○今年中にマイナンバーを収集するために考慮しておくこと

この連載では、中小企業のマイナンバー取り扱いの入り口となる従業員などからのマイナンバーの収集を、マイナンバーが送付される10月から11月にかけての期間で行うことを提案してきました。それは、来年の年末調整時期以前にもマイナンバーの利用が必要となるケースもあること、また来年のこの時期に収集しようとすると必ず通知カードを失くした従業員や扶養親族が出てくることが想定されることを考慮した提案でした。先に見たとおり、市区町村によっては送付時期が11月下旬までかかってしまうことや、最初の送付で受け取れず再送付を待たなければならない従業員も出てくることを想定すると、従業員などからの収集に12月までかかることは想定の上で、収集スケジュールを組み直す必要があります。

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