くらし情報『イマドキ「学童保育」はこんなにも進化しています (1) 東京都・東雲「キッズベースキャンプ」には施設内にクライミングコースが!』

2015年10月15日 15:27

イマドキ「学童保育」はこんなにも進化しています (1) 東京都・東雲「キッズベースキャンプ」には施設内にクライミングコースが!

「キッズコーチ」と呼ばれるスタッフ(学童支援員)が必ず補助に付き、安全には気を配られていた。

それにしても、なぜ学童にクライミング施設なのか。「この施設のオープン時(2007年)は、ちょうど文部科学省の調査で子どもの運動能力の低下が指摘されていた頃でした」と話すのは広報担当の三沢敦子さん。

「学童で何か対策をとれないかと考え、昔は木登りなど、よく"よじ登る"遊びをしていたなというところから、クライミングに着目しました。クライミングは運動能力だけでなく、登るルートを判断することで思考力を育むこともできます。また個人に合わせてレベルを選べるため、異学年が集う学童保育に適していると思いました」とのこと。もともと、店舗用の物件で天井が高かったという好条件も重なり、採用に踏み切ったという。

壁を登る子どもたちの様子を見ていると、想像以上に集中している。
両手でホールド(石)をつかみ片足ずつ足をかけ、自分の身体を引き上げる。そして次にどこに手を伸ばすか考える。確かに全身を使って遊んでいるうちに体力と知力、両面での発達が期待できそうだ。近年、共働き夫婦の増加に比例して、民間学童がスタンダードになりつつある。

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