Apple Watchを使ってみて最初に感じる「便利さ」は「通知」と「2段階認証」
そこでApple Watchに届くメッセージの通知活用だ。パソコンで1段階目のログインをすると、SMSが発信されるが、Apple Watchが手首にあれば、iPhoneがデスクの周りになくても、通知で認証コードを知ることができるので、おおよそキーボードのホームポジションから手を離さずに2段階目のログインまで済ませることができる。
メッセージの通知は通話着信と同じように、Apple Watchの非常に基本的な機能ではあるが、特に最近に段階認証が増えていることもあって、筆者にとっては、「2段階認証の認証コード確認」が、Apple Watchで頻度の高い使い方になっている。
たいていの場合、6桁程度のコードになるが、こうした短い情報を確認して利用する場面は他にないだろうか。Apple Watch活用の1つのヒントになるだろう。
松村太郎(まつむらたろう)ジャーナリスト・著者。米国カリフォルニア州バークレー在住。インターネット、雑誌等でモバイルを中心に、テクノロジーとワーク・ライフスタイルの関係性を執筆している。
慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ビジネス・ブレークスルー大学講師、コードアカデミー高等学校スーパーバイザー・副校長。ウェブサイトはこちら / Twitter @taromatsumura