2015年11月2日 09:00
アクセンチュア、アウトソーシングとインフラ部門を統合 - "As-a-Service"化を進める
アクセンチュアは、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)とインフラストラクチャサービス(IS)の機能を統合した「アクセンチュア オペレーション本部」を発足し、11月から本格的に始動する。10月30日に報道関係者向けに説明会が開催された。
新設されるアクセンチュア オペレーションズ本部では、大きく5つのサービスを提供する。業務知識や自動化/アナリティクスを駆使し、ビジネスプロセスを最適化する「ビジネスプロセスアウトソーシング」、SaaSやPaaSといったプラットフォームを提供する「アプリケーション&プラットサービス」、「クラウド」プラットフォーム、パブリッククラウド・プライベートクラウド・オンプレミスサーバを一元管理する「インフラストラクチャ」、企業内セキュリティ対策を支援する「セキュリティ」だ。
現在、オペレーションズ本部が抱えるクライアント数は、BTO提供クライアントが約595社、インフラストラクチャサービス提供クライアント数が約625社。アクセンチュア・クラウドプラットフォーム(ACP)提供は、約850プロジェクト、1万3000台の仮想マシンだという。オペレーションズ本部のグローバルの社員数は、全社員の約3割となる約10万1500人在籍している。