米HPがHPとHPEに分社化、HPE日本法人吉田社長が事業戦略を説明
吉田氏は、「IT企業のロゴの8割が青い。生命力の意味を持つ緑を採用することで、改革していくというメッセージを発信したい。また、些細な部分ではあるが、『tt』の横棒がつながっていることにも注目していただきたい。これは、パートナー、顧客、社員間の協調をイメージしている。また、HewlettとPackardの間にあったハイフンをなくしたが、これは受容を意味している」と新ロゴに込められている思いを述べた。
続いて、吉田氏はHPEの戦略「New Style of Business powered by IT」について説明を行った。この戦略は「ハイブリッドインフラへの『変革』」「デジタル・エンタープライズの『保護』」「ワークプレイスの生産性『向上』」「データ指向経営の『推進』」という4つの柱から構成される。
ご存じのとおり、Hewlett Packardは数々のM&Aにより巨大化を続けてきたが、その中で、買収した企業を取り込んで改革を行っていくには、オンプレミス、パブリッククラウド、プライベートクラウドを組み合わせたハイブリッド・インフラが有効であることを学んだという。
「改革や変革を起こしやすい企業にならなければならない。