2015年11月9日 12:19
シーメンスPLM、Solid Edge ST9の新機能を先行公開 - Solid Edge University 2015
シーメンスPLMソフトウェアは10月26日~28日まで米シンシナティで開催した年次イベントSolid Edge University 2015において、3D CAD Solid Edgeの次期バージョンとなるSolid Edge ST9の新機能の一部を公開した。本稿ではその中から主だった新機能をご紹介する。
○4Kディスプレイに対応
まず、ユーザーインターフェース面では、ユーザー設定を他のPCにインポートできるようになるほか、4Kなどの高解像度モニターに対応する。また、複数のドキュメントを開いている場合、それらの表示をタブで切り替える事が可能となる。
○アセンブリに注釈を付けられる
次に、アセンブリやスケッチ図でブロックを作ったり配置することができるようになるほか、アセンブリやスケッチ図内にテキストボックスを挿入して注釈を付けることができるようになる。また、DXFやDWGファイルのインポートや、ドラフトからのジオメトリをコピーすることでもテキストボックスの生成が可能だという。
○複雑な螺旋構造をパラメータで設定可能に
モデリング面では、1つのフィーチャーを使用する複数のボディを編集できるようになる。