くらし情報『東京都でノロウイルス感染拡大の兆し - 感染性胃腸炎患者が4週間で1.5倍に』

2015年11月17日 12:16

東京都でノロウイルス感染拡大の兆し - 感染性胃腸炎患者が4週間で1.5倍に

第45週において、都道府県別での感染者が最も多かったのは東京都(1,394人)だった。以下、大阪府(1,350人)、福岡県(1,215人)、神奈川県(988人)、兵庫県(953人)と続き、大都市圏での感染者が増えている。東京都だけに限ってみると第41週の患者は911人で、約1カ月の間に1週間あたりの患者数が約1.5倍へと増えている。

ノロウイルスに効果のある抗ウイルス剤はなく、治療は対症療法に限られるため、予防が肝心となる。予防に関しては手洗いや食品の加熱調理が有効とされており、厚労省は「子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱することが重要」と注意を呼びかけている。

※写真と本文は関係ありません

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