2015年11月17日 15:22
Mozilla Corporationのエンジニアも来日 - Firefox Developers Conference 2015
それが、WKWebKitになり、Safari並みのJavaScriptエンジンとなった。さらにCPU使用率なども大幅な改善となり、これならばユーザー体験としても、Webの互換性においても、デスクトップのFirefoxと同等のレベルを達成できると判断したとのことだ。
そして、今後のFirefoxの開発戦略にもふれた。Firefoxの特徴の1つとして、セキュリティやプライバシーなどユーザーが信頼して使えることをあげた。
Mozilla自身も、もっとも信頼されるインターネット企業と評価されている点を強調していた。この取り組みの1つが、Firefox 42のプライベートブラウジングにおけるトラッキング保護である。他にも、URLさえシェアすれば(個人情報は不要)、チャットができるFirefox Hello、リーダーモード、縦書などを紹介した。
次いで登壇したのは、Mozilla CorporationプロダクトマネージャのJoe Cheng氏である。
2014年6月よりMozilla TaiwanにてFirefox OS製品のプロダクトマネージャーを務める。
Firefox OSの仕組みなどを解説し、Webベースのプラットフォームであることを強調した。