2015年11月18日 16:59
「目指したのは史上最強のThinkPad」 - レノボ、ノートPC版「Xeon」搭載のモバイルワークステーション「ThinkPad P」発表会
ダストシールドを装着した場合、内部のちりやほこりを36.9%削減できたほか、CPUとHDDの温度も下げることができたという。
○スモールフォームファクタやオールインワンも
スモールフォームファクタの「M900 Small」は前世代に比べて筐体が小型化。「日本のお客様の要求仕様を見ると、"幅90mm以下”というものが多く。従来モデルでは102mmだったところ88mmまで削減したほか、奥行きも375mmから357mmと筐体全体を小さくすることができた」(大谷氏)という。
こちらもCPUを第6世代Intel Coreに強化したことで、最大64GBのメモリやPCIe SSDの搭載に対応した。なお、こちらにもダストシールドを用意する。
一体型PC「M900z」と「M800z」は5世代目の製品となる。M900zが23.8型、M800zが21.5型ディスプレイを搭載する。
物理的なボタンによる操作体系や電話会議向けにロックスイッチ搭載のカメラや内蔵マイクなどを備える。
ノートPCの高性能化やTinyシリーズのように場所を選ばず設置できる小型PCが増えた中で、一体型PC自体の需要は減りつつあるが、銀行などの窓口業務でタッチ対応ディスプレイを利用したアプリケーションによる応対などを行うケースもあり、カウンターに置けるように薄型化した。