2015年11月19日 13:00
「Dell Blueprint」戦略を米Dell VP Armughan Ahmad氏に聞いた
そもそも、これまでにデルが買収してきたセキュリティ管理や運用管理、ネットワークやストレージ、仮想化製品などは、複雑化するソリューションのシンプル化を目指したものだ。製品開発からサービスのサポートまでを一貫して提供できるようになった現在でもオープンである意味ベンダーニュートラルな製品展開を続けている。たとえば、ソリューション提供においては、ネットワーク機器ではオープンないわゆるホワイトボックスを推進し、ストレージ機器ではVMwareやNutanixと連携したSDS製品を展開する。また、仮想化環境基盤ではマイクロソフト、VMware、RedHatなどをパートナーとしアプライアンス製品を展開する一方、OpenStackも積極的に推進する。
そんなオープンさにこだわるデルが、ソリューション提供の基本戦略として提唱しているのが「Dell Blueprint」だ。
「ユーザー企業はいま、従来のITと新しいITの両方に対応していく必要に迫られています。デルでは、両方のITに対応していくことをFuture-Ready ITと呼んでおり、そのための戦略がDell Blueprintです」とAhmad氏。