2021年12月10日 18:00
洋楽対決 発表から50年 今なお色褪せない不滅の金字塔ジョージ・ハリスン「オール・シングス・マスト・パス」ベスト8
のB面曲として納められていてビートルズお得意の「両A面」扱いなんじゃないか!と喜んでしまう。イギリス盤シングル、今でも憧れの1枚だ。
○1位マイ・スウィート・ロード ~ My Sweet Lord
初めて「マイ・スウィート・ロード」を耳にしたとき、イントロの尋常じゃないアコースティックの分厚さに耳を奪われた。ドラムもベースもなく、静かに12弦と6弦のアコースティックがリズムを刻む。徐々にコーラス、ベース、ドラムが加わり徐々に転調しストリングスも足されて音圧が上がっていくところに鳥肌がたった。
この曲、末期ビートルズのサポートでキーボードを弾いていたビリー・プレストンのソロアルバムのためにジョージが書いた曲なのだ。バングラデシュ・コンサートにも参加して、仲よさそうだもんね。「マイ・スウィート・ロード」は実際、ビリーのアルバム「エンカレッジング・ワーズ」に収録され、1970年9月11発売となり、ジョージのバージョンよりも早く世に出ています。
ジョージの「オール・シングス・マスト・パス」は1970年11月27日発売。ビリーの「マイ・スウィート・ロード」はジョージの壮大なアレンジと異なり、ソウル、ゴスペルのような、これはこれでカッコいいアレンジが施されている。